膝の症状

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変形性膝関節症

膝が痛くてしゃがめない、あるいはしゃがむ時に膝が痛い、階段の昇り降りもきついと訴えてくる中高年のほとんどの方は変形性膝関節症です。
通常は膝がO脚(ガニ股)になって、膝の内側の軟骨がすり減っています。
整形外科ではふとももの前の筋肉を付けるように、膝を伸ばすような運動を指導されます。
それでも症状が進んでくれば、最終手段としては膝を人工関節に置換する手術の対象となります。
また、年齢とともに筋力は低下してきますが、その筋力に見合わない負担がかかるお仕事やスポーツなどでも、関節軟骨が傷んでしまいます。
瞬間的にかかる力を、筋力でカバーできずに、衝撃を吸収しきれなくなってしまうわけです。
治療を続ければ、必ず症状は変化していきます。
一朝一夕に良くなったり悪くなったりしませんので、焦らずに良くしていきましょう。

膝関節捻挫

スポーツや急な衝撃などにより、膝関節に可動域をこえた動きを強制されて捻挫します。
靭帯の損傷には部分的な断裂による軽いものから、完全断裂の高度なものまでがあり、第1度捻挫から第3度捻挫まで3段階に分けられます。
症状は膝の痛み、関節のはれ、膝の不安定性です。
不安定性や靭帯の損傷をそのままにすると変形性膝関節症の原因にもなるので注意が必要です。
症状のひどいものになると膝周りの大きな靭帯の断裂や半月板の損傷をともなう場合もあります。

オスグット病

小学校高学年から中学生の積極的なスポーツ活動をしている学生に多く、膝のお皿に痛みや骨のでっぱりを訴えます。
オスグッド病は成長期に起きる骨の病変で、放置しておくと骨の軟骨が一部はがれることもあります。
症状は、スポーツ時の膝前方部分の痛みや腫れでひどい時には通常の歩行時にも痛みを訴えることもあります。
発生原因には色々な説がありますが、スポーツなどによる使いすぎ症候群の一つとされ、骨盤や股関節の動きの悪い状態、筋肉が疲労した状態で運動を続けることが原因と考えます。
膝を伸ばす太ももの筋肉は、膝蓋骨と膝蓋靱帯を通りお皿の下すねの骨に付着しています。
したがってランニングやジャンプ動作により大腿四頭筋が収縮すると、膝蓋靱帯をとおしてすねの骨に牽引力が繰り返しかかり、骨端軟骨がでっぱったり、はがれたりしてきます。
非常に痛みが強い場合には一時的にスポーツを休止する必要がありますが、
基本的には活動を続けながら治療を行います。